札幌滞在二日目、朝から風景撮影の予定であったが、あいにくの雨。さらには昨夜の痛飲で二日酔いときているものだから仕事にならない。
ゴールデンウィーク中に心臓病で倒れた苫小牧の友人が手術のため札幌市内の病院に入院しているというので二日酔いのまま見舞いに行く。
心室細動という病気で明日ペースメーカー埋め込み手術をするのだという。この心室細動という病気、平たく言えば不整脈とのことだが、発見が遅れた場合5分で死に至る場合もあり、かなり深刻な事態だったらしい。
幸い彼の場合は奥さんがいち早く異常に気付き、身体を揺り動かしたことが命を救うことに繋がったのだと…。
物事には必ず原因がある。病気にも当然それなりの理由がある。彼は、昨年来マラソンを始め、相当にたるんでいた下腹部もすっきりし、初めてのフルマラソンへ向けて相当走りこんでいたということだ。これが災いし元々あった(らしい?)心臓病を悪化させてしまったということだ。
「スポーツは身体に毒である!」との持論から(本音は「タダでは汗は流さない」なのだが)一切の運動をしないオイラから見れば「し〜んじられな〜い」行為なのだが、凝り性の彼の性格、年甲斐もなく(失礼!)頑張ってしまったということである。
過ぎたるはナントヤラ、命の恩人の奥さんに感謝しましょう!
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