知人のライターと銀座で一杯飲った後、3件目になぜか渋谷まで来てしまった。
出版不況真っ最中の昨今、大手出版社と言えども経営の方が相当に厳しいらしい。
厳しい経営状況のときに一番最初に犠牲になるのは弱い立場のフリーライターや写真家・カメラマン。
ますます厳しくなる絞めつけに対して散々不満を言い合った後に帰路へつく。
駅前の路上ではホームレスの重要な収入源の一つであるゴミ箱から拾った週刊誌の安売りが行なわれていた。
最近、出版各社はこのささやかな「商売」にまで「違法である」として文句をつけ始めたとか……。
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