竹富島へやって来た。先週の予報では曇りのはずだったのが快晴だ。しかも湿気がすごい。東京ではようやくサツキが咲き始めたばかりだというのに、ここはもう真夏……。
こんなキョーレツな日差しの下では帽子が欠かせないのは重々承知だが、元来帽子はウザッタクてかぶったことがない。しかも、ツバがカメラの明り取り窓を塞いでしまって、撮影の度に帽子を取る羽目になるからなおさらである。
今日、半日外で撮影しただけなのに、すでに腕と顔は真っ赤になってしまった。石垣地方の島々は珊瑚礁が隆起して出来たものがほとんどだから浜の砂はもちろんのこと、島中の道が真っ白だ。
都会のアスファルトの照り返しも嫌なものだけれど、この白い砂の照り返しも相当強烈だ。どこへ行ってもレフ版が敷きつめられているようなものだから、帽子をかぶっていてもあまり効果はないかもね……。
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