本日、住宅街の電線にカササギが止まっているのを目撃し撮影したのだが、韓国の国鳥(非公式)と同じ鳥のハズだ。
私が初めてこの鳥と出会ったのは1991年初冬、作家の豊田有恒氏とdancyuのキムチ取材の折に訪れた韓国ソウル近郊、民俗村でのことだ。
カラスよりやや小さなの大きさの白黒ツートンカラーの鳥で、瑠璃色に光る羽や尾羽が美しかったことを鮮明に記憶している。
同行した通訳兼コーディネーターで西麻布の焼肉店店主の朴(パク)さんから、日本ではこの鳥は豊臣秀吉による朝鮮出兵(侵略)の際に加藤清正が朝鮮半島からから連れ帰ったとされていて、カチガラス(勝ちがらす)と呼ばれているようだけれど、韓国では元々カッチ(ガラス)と呼ばれている鳥…という話が耳に残っている。
朴さんの話にも出てくるように、朝鮮出兵の際に佐賀県に持ち帰ったとされる説はかなり怪しいのだが、佐賀平野周辺で繁殖し、「高麗がらす」とも「朝鮮がらす」とも呼ばれていることは事実なのだが…。
さて、私が目撃した苫小牧周辺で繁殖しているカササギはどこから飛来したのだろうか?佐賀平野周辺に繁殖していた個体が北海道まで勢力を拡大したのかと思いきや、答えはウィキペディアにあった。
「苫小牧の個体群のDNAはロシア極東のものとほぼ一致」「韓国のものとは違いが大きい。」とのことだから、名前はカササギではあるものの、朝鮮半島とはまったく関係がないことが確定していたのだった。
さらに、2016年以降では「ロシアから貨物船に乗って来ていた」という、夢もロマンも無く極めて現実的な説が提唱されているとのことだった。
タイトル写真説明
撮影:2025年10月5日 電線にとまるカササギ(鳥綱スズメ目カラス科)、北海道苫小牧市住宅街





