Turn left!! 高市自民、維新、国民民主、参政…、右を見ても左を見ても右だらけの右翼連合？

パット・メセニー・グループ（Pat Metheny Group）は2020年2月10日、キーボードのライル・メイズ（Lyle Mays）が再発性疾患との闘病生活の末亡くなったことで自然消滅してしまった。ライル・メイズが奏でるサウンドがPMGの要で、もう二度と聴くことができなくなってしまったことが残念だ。
グループとしての３枚目のアルバム、Offramp (1982年、ECM)は1983年にグラミー賞を受賞したが、そのジャケット写真は高速道路出口路面上のTURN LEFTとの文字と左矢印とが印象的にデザインされていて、ユニクロとECMレコードとのコラボTシャツも販売された。

10月10日、公明党の斉藤鉄夫代表が唐突に自公連立解消発表して以降、政界が騒がしい。
高市自民に維新や国民民主に加え参政党も絡んで、もはや右翼連合政権の流れが加速しているように見えるのは気のせいだろうか？
石破首相が辞任に追い込まれた要因となった夏の参議院選挙は北海道移住のスケジュールと重なり、不在者投票手続きの時間的余裕もないまま投票できなかったのだが、蓋を開けてみたら右を見ても左を見ても右だらけ…という結果に。

2016年電波停止命令をチラつかせて放送局を脅した前科…総務大臣時代の高市早苗

自民党総裁選挙で大方の予想を裏切り旧態依然体質の麻生派支援を受け、小泉農水大臣を破り自民党総裁に選出された高市早苗氏は、総務大臣時代の2016年に放送法違反による電波停止命令をチラつかせて放送局を脅した前科がある。
昨年の総裁選では靖国神社参拝を明言し、教育勅語の価値観を尊重するべきと訴える極右思想の高市政権がほぼ確実視されているが、そうなると末恐ろしい時代がやってくるかもしれない。実際、強権的なトランプ政権下の米国では大統領自身による報道・表現の自由への干渉・介入が続けられている。