数か月前、昨年10月に我が家の一員となったオス猫「チビ太」の去勢手術をお願いしようと、長年お世話になっていた「人形町猫の病院」に電話したのだが、「この電話は使われておりません…」と流れるばかり。
人形町猫の病院の院長はもともと恵比寿でお父さんと二人で動物病院を経営していたのだが、独立して人形町猫の病院を開院したという経緯なのだが、突然の閉院を知り驚いた。
恵比寿の病院を知ったのは漫画家の桜沢エリカ氏による「シッポがともだち(集英社)」という漫画だ。恵比寿の病院が実名で登場しており、親身で安いとのストーリーを信じ、1990年代の初め頃からお世話になりはじめたので、かれこれ30年以上の付き合いだった。
今年も3月に歯周病の影響で副鼻腔炎が悪化して命を落とした「おまめ」の診察でもお世話になっていたので相当のショックを受けた。
とはいえ、昨年7月の誕生(推定)から既に1年が経過しているチビ太をこのまま手術せずに放置することはできないため、先週の9月9日に近所の動物病院に連れて行って無事手術が済んだ。
驚いたことに人間の手術のように摘出した「睾丸」を見せられたのですかさず撮影。また、患部は大きなホチキスのような金属で留められていたのを見て、自分の下半身が萎んだかどうかは覚えていないが、写真だけはしっかりと撮影したのは言うまでもない。
TOPの写真は手術から5日後、患部からやや血が滲んでいたため診察してもらうために訪れた時のもの。
患部をどこかにぶつけた可能性もあることから、本来の抜糸予定を伸ばし18日に抜糸することになった。
本日、無事抜糸が済んで嫌だったエリザベスカラーを外したのだが、チビ太の疑いの眼差しがきにかかる。
結局、予定外の診察も加わり、初診料や手術料、診察料、薬代等々で約4万円の出費となってしまった。
もちろん、手術内容も説明も的確で信頼できる動物病院ではあったのだが、荒川区からの3000円の補助金が出るとはいえ、長年通った人形町猫の病院の倍の出費は痛かった…。
タイトル写真説明
撮影:2024年9月14日 チビ太の去勢手術途中経過観察で訪れた荒川区内の「のがみ動物病院」にて