我家の「おまめ」が先週土曜日(3月16日)の夜、副鼻腔炎の悪化で命を落としてしまった。誕生は2012年の4月下旬と推定されるので来月下旬に12歳の誕生日を迎えるはずだった。
猫の歯磨きはなかなか難しいのが現実で、おまめも大量の歯石が歯にこびり付いて歯周病となり、昨年、麻酔をかけて歯石除去を行ったのだが、あっという間に歯石が付いてしまい、歯周病も悪化の一途をたどっていた。
先月上旬より、2週に一度のペースで、とりあえず痛み止めの抗生物質を注射し、ある程度傷みが収まり体力がある状態になったら抜歯するとの相談をしていた矢先、わずか数日の短い間に一気に症状が悪化して命を落としてしまったのだった。
昨年の歯石除去時に問題のある歯を抜いてしまえばよかったと言ったところで後の祭り…。
ネット上に「猫の鼻水は要注意」や「猫の鼻血は異常事態」との情報があったので心配していたのだが、今月初めより、歯茎の痛みに加え鼻水を垂らすようになり、点鼻薬で一時は快方に向かいつつあったものの、先週からは血膿のようなものが混じり始め、心配が現実になってしまった形だ。
新入り猫の気遣い
昨年10月より仲間入りした「チビ太」は「おまめ」とも仲良くなり、一緒に寝ることも多かったのだが、おまめが息を引き取った後は、重大なことが起こったことを察したようで、遊びたい盛りのヤンチャ坊主の気持ちを抑えているように感じられた。
死の翌日、火葬を依頼した業者から受け取った小さな骨壺をテーブルの上に置いた途端、チビ太が寄ってきて一通りの検査した後、写真のように(猫のカードは演出で置いたもの)神妙に見つめていたのが印象的だった…のだが、30分ほど後には抑えていた気持を大爆発させ、お気に入りのオモチャを銜えて部屋中を走り回ったのだった。
タイトル写真説明
撮影:2018年11月17日 自宅でくつろぐ元気な頃の「おまめ」