【有象無象(うぞう-むぞう)】 三省堂 新明解四字熟語辞典
種々雑多なくだらない人や物。ろくでもない連中のこと。
辻元清美氏は衆院予算委員会で証人喚問された鈴木宗男衆院議員を「疑惑の総合商社」と呼んだが、実際には辻本氏が追及した疑惑ではなく、国後島の日本人とロシア人の友好の家(通称ムネオハウス)問題などを巡る汚職事件で逮捕、起訴されて有罪判決を受け、2010年9月に最高裁で実刑判決が確定1年間収監され、国会議員を失職している。
2019年、参議院選挙で参議院比例区に日本維新の会から立候補し当選したのだが、党に無断でのロシア訪問(2023年10月1~5日)で党が求めていた除名処分を自ら離党するという姑息な手を使って回避している。
鈴木氏は「ロシアの勝利を信じている、ウクライナに屈することはない」などとロシア寄りの歯の浮くようなセリフを吐いているのだが、北方領土問題に関連した選挙がらみの匂いしか感じないのはオイラだけではないはずだ。
ウクライナ戦争の中では「北海道の権利はロシアにある」などといった荒唐無稽の発言をしたロシア国会議員がいたが、先の大戦の終戦翌日にスターリンはトルーマンに対して「北海道を留萌と釧路を結ぶ線で二つに分け、その北半分をソビエト軍が統治」との留萌・釧路ラインを示している。さらには、2018年にプーチン大統領が「アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する」との考えを示したとされていることからも、鈴木氏の歯の浮くようなロシア寄りのリップサービス発言は危険極まりないともいえるのだ。
ちなみに、その留萌・釧路ラインでは鈴木センセの故郷である足寄のほとんどはソビエト領、つまりは現在のロシア領となっているのだが、ロシアの勝利を信じている鈴木センセにとっては、本望とも言える嬉しい「占領」なのかを確認してみたいものだ。
ソビエトの北海道占領計画「留萌・釧路ライン」
自身が発起人の一人であった写真家の米寿を祝う会に出席した細田博之元官房長官(当時)だが、この写真家との関係も統一教会と同様に「特別な関係はなく、呼ばれれば出るといった程度」と答えるのであろうか?
ピンク色の法被を着て壇上で鏡割りを行いご機嫌に乾杯していたのだが、これも特別な関係はなくサービスの一環だったのだろう、きっと…。
タイトル写真説明
・鈴木宗男参議院議員 撮影:2014年1月26日、「平沢武彦氏を偲び帝銀事件を語りつぐ会」四谷主婦会館
・細田博之衆議院議員 撮影:2017年11月5日、「田沼武能さんの米寿を祝う会」新宿京王プラザホテルにて