関東大震災100年 ホーム・駅舎・列車が相模湾に転落してしまった根府川駅の現在

JR東海道線・根府川駅、2021年4月6日撮影
JR東海道線・根府川駅改札内、関東大震災殉難碑 2021年4月6日撮影
JR東海道線・根府川駅改札内の関東大震災殉難碑、2021年4月6日撮影

1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒に発生した関東大震災から100年が経過した。
毎年9月1日は関東大震災にちなんで「防災の日」とされていたのだが、今年が100年目だとはニュースで目にするまでは気が付かないでいた。

関東大震災100年ということで、ホーム・駅舎・列車が相模湾に転落してしまった根府川駅に関して、「列車もろとも消えた根府川駅」との記事や、根府川の海に潜って駅のホームなどを目の当たりにしたアイドルタレントのコメントなどが話題となっていた。
実のところ、この東海道線の根府川駅に関しては週刊誌の「絶景駅」との企画で2021年4月6日に撮影している。
根府川駅に改札内に設置されている「関東大震災殉難碑」や土砂に押し流されてしまった熱海寄りの白糸川鉄橋、流されたホームが沈んでいる相模湾なども撮影している。

JR東海道線・根府川駅ホーム、2021年4月6日撮影
JR東海道線・根府川駅ホーム、2021年4月6日撮影

100年前といえば、先月、慶応高校が夏の甲子園大会で1916年(大正5年)以来、優勝を遂げたのが実に107年ぶりとのことだから、関東大震災はその7年後に起こったということになる。
どちらも100年を超える「大昔」の出来事なのだが、元々スポーツには全く興味がないし、とりわけ毛嫌いしているのが高校野球なのではあるのだが、1916年といえば、後期ロマン派の作曲家で指揮者でもあったグスタフ・マーラーが、1911年5月18日に「モーツァルト」と最期の言葉を残して死去(50歳)してから、わずか5年しか経っていない時代の事だと判明した途端にヘンテコな興味が湧いてしまったのだった。

 

JR東海道線・根府川駅近くの白糸川鉄橋、2021年4月6日撮影 神奈川県小田原市根府川駅下の海岸(相模湾)、2021年4月6日撮影

 

 


タイトル写真説明
撮影:2021年4月6日 神奈川県小田原市 JR東海道線・根府川駅