この写真、タイトルの通り「電柱の陰に隠れて交通取締り真っ最中なのに住民に話しかけられて困惑する警察官」でほあるが、実は住人とのほえましい日常の瞬間をとらえたもの…ではない。
横断歩道からこちら側は車1台がなんとか通行できる狭い道路ではあるが一方通行ではなく両方向通行可能な生活道路だ。にもかかわらず、職務執行中とはいえ乗っている自転車で道路幅を狭くして車の通行を妨げている。また、軽車両に分類されキープレフトが義務付けられている自転車を道路の右側に停止線を大きくはみ出た状態で停車させていることも問題だろう。
実はこの写真を撮影する数分前に画面の大通り右側からこの道に入ろうとして左折したところ、電柱の陰に隠れていた警察官に気が付いたのだが、道幅が狭く警察官が自転車をバックさせるまで通行できず待たされたという経緯がある。
この写真は自宅に車を駐車してから警察官の危険行為に対して苦言を呈した際に撮影したものだ。
電柱からはみ出して通行の邪魔になるばかりか、わざわざ死角になるようように隠れ危険な場所で交通取締りを行っていたことを咎められたことに加え、かくれんぼ状態なのに住民から世間話をされているという気まずさとの両方が入り混じったような困惑する瞬間を撮影したものだ。
ちなみに、昨年2021年5月5日付けで報じた「パトカーによる無余地駐車違反??」と題した記事で撮影した場所は、今回のTOP写真の大通り(尾久橋通り)を渡った反対側の進入禁止標識の奥になる。
昨年と今回との共通点は狭い道路の右側に車両を駐車(停車?)し、隠れるようにして取締りを行っていたこと。
それにしても、この制服の色が交通機動隊…つまりは白バイ隊員と同じ色に見えるのだが、まさか知らない間に「白チャリ隊」でも結成されていたなんてことはないだろうな?
■ドライブレコーダーのキャプチャー画像
タイトル写真説明
撮影:2022年12月13日 15:01頃 荒川区東尾久の路上にて