今年はバッハ没後250年。ブリュッヘン指揮の18世紀オーケストラでバッハの「ロ短調ミサ」を聴いた。
バッハのガッチリとした音を想像していたら、曲の始めはまるで霧中のバッハを聴いているような雰囲気……。曲が進むにつれ徐々に霧が晴れてゆき、2時間後にはゴシック建築のごとく、紛れもないバッハの姿がそびえ建っていた。
一昨年のモーツァルトのレクイエムではいきなりグレゴリオ聖歌で始まりビックリしたが、今回もまた……。
タイトル写真説明
撮影:2000年2月1日 池袋・芸術文化劇場 フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラ