2月27日、安倍首相は唐突に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためと称して全国の小中高校に対して3月2日からの臨時休校を要請したが、その影響は各方面に出始めているようだ。
偶然にも2月27日は「中国での生産不足からトイレットペーパーが不足する」という根拠のないデマに踊らされた多くの人々が買いだめに殺到したようであるが、本日、炭酸水を購入するため、近所のスーパーを訪れて驚いてしまった。
日曜日とはいえ、14時を少し過ぎた店内はかなり混雑していたのだが、普段は様々なパスタが販売されている棚が空っぽとなっていただけでなく、インスタントラーメンはほとんど売り切れ、パンも何個かのあんパンを残して「本日分終了しました」の札が。
安倍ちゃんの思いつきのせいで、「国民に負担を強いる」自宅待機が突然降ってわいたのだから、保存の効くパスタやインスタントラーメンを備蓄しようとする気持ちはわからないでもないけれど、日持ちのしないパンまで売り切れてしまうとは驚きだ。
これまでの政府の感染対策が後手後手で、まるで感染者を少なく見せようとしているようなお粗末な対応だったにも関わらず、今更「先手先手の対応が求められる状況と認識しております」と言われてもねぇ~。
タイトル写真説明
撮影:2020年3月1日 足立区内の業務スーパーで