身に覚えのない…

とあるサライ関係者から、この裁判「小学館サライ著作権侵害裁判」が「近々和解するらしい」という話を聞いた。
これは訴えを起こした当人が知らないビックリするような、まったく身に覚えのない話。

 

まあ、確かに東京高裁では現在、裁判官から和解に向けた提示がなされているわけではあるが、これは2007年9月13日に知財高裁815号法廷で行われた控訴審第1回期日で裁判長が裁判官を指名して指示した「判決以外」の解決方法について話し合いが行われているだけであって、昨年も東京地裁において和解協議と裁判が同時進行していたのと同様であり、現時点では何の決定もない。
むしろ先日の期日(11月27日)で前々回期日(10月25日)に双方納得の上、裁判官に託した和解案の文面について難癖を付けたのは控訴人(小学館)の方であり、持ち帰って(他の写真家や著作者等への)波及効果を検討するそうである。

もしかして、「和解するらしい」というまことしやかな話、これって和解が不調に終わった時に、あたかもこちらサイドが無理難題を主張したから和解が崩れたよう印象付けるための工作か??