著作権著作権侵害裁判

「ドラえもん」の勝ち?

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「小学館サライ著作権侵害裁判」判決日の2007年5月30日の朝刊に「ドラえもん 勝手に最終話…(日経新聞)」という見出しの記事が出ていた。

この話、ネット上ではかなり以前から話題になっていて、新聞記事も「作者が謝罪し売上金の一部を支払った」と言うもので、何を今さら…的な部分もかなりある記事であったが、法廷へ出かける直前に見た昼のニュースでも夜のニュースでもこの話題が流れていた。

単なる和解のニュースを「偶然にも」、自らに不利と思われる裁判の判決言渡し日に各マスコミを通じて報道されるなんて不自然だから、わざわざこの日を狙ってリークしたと考えるのが自然であろう。

判決言渡し翌日の5月31日は「偶然にも」小学館の株主総会の日。
この日、「
写真を無断でデジタル化し複製 小学館に賠償命令(日本経済新聞)」「フィルムは写真家のもの 小学館に賠償命令(共同通信社)」などのニュースが駆けめぐり、出版関係各社に激震が走った。
さらに「偶然にも」この日、小学館の取締役会で、この「写真を無断でデジタル化し複製」を指示した当事者を初の女性執行役員に選出した(6月15日既出)。

と、いうことで、小学館は著作権侵害ネタで連日、新聞紙上をにぎわすことになった。
実は判決言い渡しの法廷、かの日本放送協会、NHKの取材(法廷内撮影)が入っていた。が、結局はニュースとして放映されず、新聞を含めた報道の数という意味においては、完全にドラえもん報道に負けた形となった。

まあ、国民的アイドルの「ドラえもん」だから、「報道」という部分では負けてもトーゼンといえばトーゼンか。