サルガドが…

2009年12月12日 恵比寿・東京都写真美術館

デジタル絵日記
写真と文:加藤雅昭
東京都写真美術館で開催されているドキュメント写真家のセバスチャン・サルガドの写真展がいよいよ明日までとなってしまったため、あわてて家人と観覧に出かけた。が、会場の外までチケットを求める長蛇の列。

 

 


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恵比寿・東京都写真美術館

東京都写真美術館で開催されているドキュメント写真家のセバスチャン・サルガドの写真展がいよいよ明日までとなってしまったため、あわてて家人と観覧に出かけた。
が、会場の外までチケットを求める長蛇の列。
すでにチケット(招待券)は持っているからと係員に尋ねてみると「入場するまでに1時間以上かかります」とのこと。
先週のNHK日曜美術館で取り上げられたこともあるかも知れないが、一般の人々がドキュメント写真にここまで注目するとは驚きだった。
この人たちがTV番組の放送に関係なく、身近な日本のドキュメント写真にももう少し目を向けてくれたのならば、写真界に漂う閉塞感も解消されるのだろうけれども……。
ぜひとも見たい写真展ではあったが、元来が待つということが出来ない性格、あえなく退散したのだった。

新宿駅東口