セイタカアワダチソウの栄華盛衰

デジタル絵日記
写真と文:加藤雅昭
多数の小さな黄色い花をつけるセイタカアワダチソウ(背高泡立草)は日本全国津々浦々で見ることが出来る別段珍しくもない植物だが、元々は北米原産の外来植物だ。


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新宿区富久町

多数の小さな黄色い花をつけるセイタカアワダチソウ(背高泡立草)は日本全国津々浦々で見ることが出来る別段珍しくもない植物だが、元々は北米原産の外来植物だ。
その多くは第二次世界大戦後に米軍の輸送物資に付着していた種子によるものだといわれている。
学生時代から現在に至るまで撮り続けている北海道の勇払原野においても群生し、かつてはオニユリやススキなどの既存の植物を駆逐する勢いで大繁殖し問題となっていたのだが、どうも最近はその勢いにも陰りが見え始めている。

なにやら、セイタカアワダチソウが分泌する成分が自分自身へも影響して勢いが衰えているということらしい。植物の世界にも栄華衰退があるんだね。

新宿区富久町

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