5日前の寒い日(2月1日)、コーヒー豆を購入にいつもの商店街へ向かっていた。数十メートル先を白黒の猫が1匹で歩いていがが、片っ端から住宅の軒先で何かを探している様子。
よほど空腹なのかとしばらく様子を見ながらついてゆくと、目的のコーヒー屋さんを通り過ぎ、人通りの多い商店街を突っ切り、再び住宅街へ。
見ると赤いかわいい首輪をしているものの、鼻は真っ黒でかなり汚れている様子。どこかで飼われていたにしても、野良となって時間が経過している模様だ。
いてもたっていられず、気が付いたら抱きかかえて自宅まで連れ帰ってしまった。厳寒の中で猫缶を食べさせ、さて、どうしたものかと考えたが、外はこの冬一番の寒さ……。
結局はケージを準備し、伝染病なども考えられるから他の猫とは隔離し、その中へ。目立つ汚れを落としたら、クリクリっとしたかわいい目をしている。
翌日、いつもの人形町の猫の病院へ連れて行ったところ、先生が「一応検査をしておきましょう」とのことだったので、その場で血液検査を行った。野良が長いと何らかのウイルスは持って入ると思っていたけれど、まさかの猫エイズで陽性反応が出てしまった。
と、いうことは、空気感染はないものの、万が一のことを考えれば、一生、他の猫との接触は避けなければいけないという事、心して飼ってゆかねば……。