「’97東京」連載 (12) 投稿者: kato1997年4月8日2017年3月26日エッセイ、出版、新聞、社会 「春が来た…」 1997年4月8日 東京新聞夕刊掲載 写真と文:加藤雅昭 Back First Page Next 春が来た… 東京という街、車の数にくらべて圧倒的に駐車場が足りない。駐車違反を法律どおりに取締っていたなら東京の経済活動はストップしてしまうに違いない。 しかしながら、不思議なことに春になると決まって、駐車違反や屋台の道路占拠など普段は大目に見てくれていた場所でも一斉に取締りが行われる。 そういえば昔、交通機動隊のお偉方に「一分でも駐車違反」と、至極もっともなことを言われて切符を切られたのも春だった。警察の宴会費用にあてるのだなどというまことしやかな噂も、ホントに思えてきてしまう。 関連記事交通安全週間中にパトカーが…「’97東京」連載 (10)「’97東京」連載 (7)このナンバーにピンときたら…、警察車両による無余地駐車違反??狭い路地に消防車が……日本の道路起点で違反切符を切られる不運パトカーが駐車違反!