2015年1月9日、政府が公表した「各行政機関における特定秘密の指定状況一覧表」と題するPDFファイルが公表されたが、A4用紙がわずか1枚だけだった。
あれだけ大騒ぎした特定秘密が総計382件だけということで一安心……、とよく見たら、これにはカラクリがあった。
この一覧表のどこにも書かれていないが、この「件数」は単なる「項目」とのことで、秘密とする文書数としては40万件前後とのこと。
しかも、この一覧表、運用基準と照らし合わせない限りどのような秘密に該当するのさえ分からない言う素晴らしい情報公開となっている。
内閣官房ホームページ「各行政機関における特定秘密の指定状況一覧表」(PDF)へのリンク