デジタル絵日記社会

監視カメラ

デジタル絵日記
写真と文:加藤雅昭
新宿での忘年会を終え、酔い覚ましに徒歩で自宅へと向かう。以前から知ってはいたのだが、とある建物の横を通り過ぎようとすると防犯用のセンサーライトが点灯し周囲が明るく照らされて一瞬びっくりしてしまう。監視カメラも三方向へ向けられている。


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新宿区富久町

新宿での忘年会を終え、酔い覚ましに徒歩で自宅へと向かう。以前から知ってはいたのだが、とある建物の横を通り過ぎようとすると防犯用のセンサーライトが点灯し周囲が明るく照らされて一瞬びっくりしてしまう。監視カメラも三方向へ向けられている。
と、まあ、ここまでは物騒な世の中になりつつある日本でも仕方なくなってしまったのかも知れない。
だけれども、建物の前には「防犯カメラ作動中」「ポイ捨て禁止」「駐車禁止」などと書かれたステッカーに加えて「路上喫煙禁止」まである始末だから、どうも変である。
さらには写真のように猫よけと思われる水の入ったペットボトルが大量に置かれている。このペットボトルに関しては専門家から「猫よけとしてはまったく効果なし」と診断された代物なのだが、噂が都市伝説のように広まってしまったため、いまだにあちらこちらで見かける光景ではある。

新宿区富久町

だが、この建物のペットボトルの本数は尋常ではない。「猫であっても一歩たりとも敷地内へ無断で入ることは許さないぞ!」とばかりに建物前ばかりか横にまで数え切れないほどのペットボトルが敷き詰められているのだ。
猫に対してさえこのようなありさまなのだから、センサーライトと防犯カメラの組み合わせも「尋常ではない考え方」に基づいて設置されたものだとしたら……。