「1700億円の釣り堀」で死亡事故

投稿日: カテゴリー: デジタル絵日記, 時事, 環境, 社会, 苫東開発

デジタル絵日記
写真と文:加藤雅昭
11日夜、苫小牧東港の防波堤で釣りをしていた自衛官7人が死亡(一人は救助された)した事故現場、「1700億円の釣り堀」と揶揄された苫東の堤防で起きたもの。

 

 


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苫小牧東港全景 2006年10月12日撮影

11日夜、苫小牧東港の防波堤で釣りをしていた自衛官7人が死亡(一人は救助された)した事故現場、「1700億円の釣り堀」と揶揄された苫東の堤防で起きたもの。
苫東開発は「苫小牧東部大規模工業基地」という名称で国家プロジェクトとしてスタートしたものの、北の果てに進出する企業はなく、債務超過により1999年に完全に破綻した。

事故のあった苫小牧東港堤防 2006年10月13日撮影

かつては一隻の船も入港していない港では、平日から札幌をはじめとする近隣からの釣り客で賑わっていたのだが、マスコミに「1700億円の釣り堀」などと叩かれたことがよほど気に食わなかったのか、立ち入り禁止となり釣り客は締め出されてしまった。
今回の事故現場もかつては浜から堤防伝いに歩いていける場所だったのだが、事故に遭った自衛隊員は仕方なくプレジャーボートに乗り絶好のポイントである事故現場へと向かったのだろう。

かつて釣り客で賑わった苫小牧東港 2002年9月14日撮影

もちろん、強風吹く悪天候の中でかけた自衛隊員の責任は大きいとは思うのだが、どうせほとんど使われることのない無駄な港なのに釣り客を締め出したことにも一因があるんじゃない?