北朝鮮レストラン

投稿日: カテゴリー: 時事, 社会
北朝鮮レストランの焼肉 撮影:2007年9月7日
北朝鮮レストランの焼肉
撮影:2007年9月7日

先月(4月)上旬、中国国内の北朝鮮が経営する「朝鮮料理レストラン」(通称北レス)従業員が集団脱北し韓国に亡命したとのニュースが流れたが、昨日、その脱北家族が「拉致された」として記者会見した模様が北朝鮮国内で流されたそうだ。
「脱北者の家族は3代絶滅させる」とまで言われている脱北者家族の記者会見の様子を一般市民が見ることのできるテレビで放送するとはね……。

北朝鮮レストランの従業員 撮影:2007年9月7日
北朝鮮レストランの従業員
撮影:2007年9月7日

実は、北京オリンピックの前年、講談社から出版予定の「決定版 北京グルメガイド」の取材で北京を訪れた際、話題になっていた北レスを取材している。

この書籍は北京オリンピックをあて込んで2008年5月に発売されたものだが、毒入り餃子事件をはじめとする中国産食品の安全性が問題視されたのと、北京オリンピック自体の盛り上がりに欠けたことから、思ったほど売れなかった。
取材したレストランは、実際に講談社北京のスタッフが行きつけの店を中心に取材しているため、どの店も人に薦められるレベルのレストランばかりで、計4回の取材でかなり太って帰国した記憶がある。
だだし、担当編集者の興味本位で掲載した「朝鮮料理レストラン」だけは除くのだが……(笑)。

北朝鮮レストラン入り口 撮影:2007年9月7日
北朝鮮レストラン入り口
撮影:2007年9月7日

写真の「平壌館」の焼肉、どんな風に焼いたら牛肉がこんなにまずくなってしまうのかと思うようなヒドイ味でびっくりしてしまった記憶が残っている。もちろん、この当時でも現在でも、北朝鮮国内ではごちそうに違いないのだろうけれども……。

その後、各地の北レスは怖いもの見たさの観光客の人気となり、北朝鮮の外貨獲得に貢献してきたという。
しかしながら、度重なる核実験やミサイル発射のあおりを受け、賃金未払いや売春を強要されているとの未確認情報もあるほど厳しい状況となっているらしい。
まあ、あの味だったら自分で焼いて食べた方がよっぽどおいしいからねぇ~。